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頑張らせない健康経営とは?社員が自然と健康になる“環境設計”という考え方

  • 8 分前
  • 読了時間: 5分
カラフルな背景の前で、三人がコンピュータを見ている。テキストは「頑張らせない健康経営とは?」と強調されている。


企業の健康経営への関心は、ここ数年で大きく高まっています。2017年に開始された経済産業省の「健康経営優良法人」の認定企業数は「235社」でしたが、2025年には約20,000社と約85倍に増加し、多くの企業が従業員の健康づくりに取り組むようになりました。

その背景には、企業の「生産性」とも関係があります。

企業の健康関連コストを分析した研究では、体調不良を抱えながら働くことによる生産性低下の損失額は年間7.6兆円とされ、精神疾患の医療費の7倍以上にのぼるという結果も報告されています。

つまり、社員の健康は単なる福利厚生ではなく、企業経営にとっても重要なテーマと言えるでしょう。

一方で、健康経営の取り組みには、ある課題も指摘されています。それは「やる人しかやらない施策」になりやすいことです。



健康経営が抱える「利用率」の課題

健康経営の取り組みとして、多くの企業がさまざまな施策を実施しています。

たとえば

  • フィットネスジムの利用補助

  • 歩数チャレンジなどの運動プログラム

  • 健康セミナー

  • 禁煙支援プログラム

などで、いずれも社員の健康を支える有意義な取り組みと言えます。

しかし、実際の運用では利用率の偏りが生まれやすいという課題もあります。

健康意識の高い社員は積極的に健康プログラムに参加する一方で、忙しい社員や、健康への意識がまだ高くない社員は参加しないことも少なくありません。企業全体の健康を考えると、もう一つの視点も必要になってきます。

それが、従業員に「頑張らせない健康経営」という考え方です。



これからの健康経営は「努力型」から「環境型」へ

従来の「運動する」「健康セミナーに参加する」「健康アプリを活用する」といった健康施策は、社員の健康的な心身づくりを直接的にサポートできる取り組みです。その反面、社員が意識して行動することで健康を目指すものが多く、個人の努力に依存せざるをえない傾向があります。結果、利用率の壁を超えることが難しい場合があるのです。

そこで注目されているのが、環境から健康を支えるアプローチです。

社員が特別に努力しなくても、日常の中で自然と健康的な行動が起きる環境をつくる。企業が健康を「個人の努力」に委ねるのではなく、健康になりやすい環境を設計するという発想とも言えるでしょう。



社員が頑張らずに「健康」になるオフィス環境とは?

実際に、多くの企業では環境面から健康を支える取り組みが進んでいます。


観葉植物に囲まれたオフィスで、男性がノートパソコンを操作中。コーヒーカップもあり、落ち着いた雰囲気。

たとえばオフィス環境では

  • スタンディングデスクの導入やあえて階段を使うレイアウト

  • 観葉植物などを取り入れたグリーンの多い装飾

  • 採光量を考えた窓や照明の設置

など、自然と心と身体にアプローチする設計が取り入れられています。


働き方の面では

  • フレックスタイム制度

  • 休憩の取りやすい環境

  • リフレッシュスペースの設置

といった取り組みも、ストレスを溜めづらい設計にすることによる健康維持に寄与する要素の一つです。

このように、健康経営は特定の施策だけで成り立つものではなく、日常の環境の積み重ねによって支えられていくものと言えるでしょう。



食環境は「頑張らせない健康経営」と相性がいい

こうした環境型の健康経営の中でも、特に相性が良いのが「食環境の整備」です。理由はシンプルで、食事はすべての社員が行うためです。

社員さんがサラダやチキンをビュッフェスタイルでプレートに盛っている。背景に明るい室内、野菜の色が鮮やか。

社員食堂やお弁当など食環境の仕組みがあると、自然と健康的な選択をしやすい環境が生まれます。

たとえば

  • 管理栄養士が監修した栄養バランスの良い食事が選べる

  • 心が癒されるような温かく美味しい食事が食べられる

  • 移動時間が短く食事以外にも身体を休める時間が十分にとれる

といった環境は、特別な努力をしなくても健康的な心身の維持につながります。つまり、健康を「努力」ではなく「日常」にする仕組みと言えるでしょう。



まとめ:健康経営は「制度」より「仕組み」で決まる

健康経営というと、新しい制度や施策を導入することに目が向きがちですが、実際には続く仕組みをつくることが重要です。


女性が社員食堂で食事を楽しんでいる。サラダと白ご飯が配置されたプレートを前に微笑む。背景に窓と緑が映る。

利用率が低い施策を増やすよりも、社員が自然と健康的な行動を選びやすい環境を整えること。それが、企業全体の健康を支える基盤になります。

オフィス設計、働き方、食環境など、日常の中に健康の要素を組み込むことで、社員に負担をかけずに健康経営を進めることができます。

2026年の福利厚生トレンドでも、「第三の賃上げ」や「使われる福利厚生」と並び、【頑張らせない健康経営】という考え方が注目されています。

社員に努力を求めるのではなく、自然と健康になれる環境を整えること。それが、これからの健康経営の重要な視点と言えるでしょう。



「頑張らせない健康経営」を食環境で実現してみたい方へ

5つの異なるプレートの料理が並んでいる画像。野菜と彩り豊かなメイン料理。右上に「5DAY PLATE」というテキストあり。

ボンディッシュが運営する社員食堂は

  • 全メニュー管理栄養士監修の健康的なメニュー

  • キッチンなしでも出来立てのような温かいお料理を提供

  • 会議室程度のスペースさえあればオフィス内でランチ提供が可能

企業にも従業員にも負担の少ない食の福利厚生としてご好評いただいております。

「自社でも導入できるのか?」「社員食堂以外の選択肢もあるのか?」検討段階でのご相談でも問題ございません。法人の食環境のプロとして、企業様にあった食環境についてご提案いたします。まずは、無料で資料のご確認から、お気軽にご覧ください。



※本記事は「2026年 福利厚生トレンド」連載の一部です。

2026年1月1日をもちまして「株式会社ノンピ」は、「ボンディッシュ株式会社」に社名変更いたしました。

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