オフィスが「カフェ化」する理由とは? ボンディッシュが提案する新しい出社の価値
- 3月4日
- 読了時間: 8分
更新日:3 日前

▼この記事の内容
【結論】
企業が今、オフィス内に「カフェ」を導入すべき最大の理由は、従業員の「出社価値」を最大化し、イノベーションを生むコミュニケーションのハブを構築するためです。
【理由】
リモートワークが定着した現在、個人作業は自宅が効率的ですが、組織としてのアイデア創出や意思決定には「リアルな対話」が不可欠です。限られたランチタイムだけでなく、1日を通して自然な雑談を誘発する「カフェ空間」が求められています。
【具体例】
ボンディッシュ株式会社では、2025年にオープンした拠点の約7割が「カフェ業態」。さらに、合格率2%の「コーヒー鑑定士」が監修する自家焙煎コーヒーと、初期投資を大幅に抑える「キッチンレス社食」を掛け合わせることで、圧倒的な品質とコストパフォーマンスを両立し、企業のオフィス戦略を支援します。
近年、企業のオフィス移転やリニューアルにおいて、「社員食堂」だけでなく「本格的なオフィスカフェ」を併設、あるいはカフェ単体で導入するケースが急増しています。
なぜ今、企業はオフィスを「カフェ化」する戦略をとるのでしょうか。
今回は、ボンディッシュ株式会社代表取締役社長の上形秀一郎に、これからのオフィスに求められる機能と、ボンディッシュが提供する「食を通じたコミュニケーション」の価値について聞きました。
Profile │ ボンディッシュ株式会社 代表取締役社長 上形秀一郎 有限責任監査法人トーマツに入社後、スタートアップ支援やIPO支援、フード関連企業の支援業務に従事。外食メディアを運営するスタートアップの取締役副社長に就任し、フードメディアの立ち上げに関与し、経営経験を積む。その後、外食系上場企業でCMO(最高マーケティング責任者)を務め、カフェを運営する企業のターンアラウンド(再建)に携わる。 2018年に株式会社ノンピ(現在のボンディッシュ株式会社)に参画し、法人向けカフェやケータリングの運営などを手がける。2022年代表取締役社長に就任。
オフィス環境の変化 ―新規オープンの約7割が「カフェ」
― 早速ですが、最近のオフィスの「食環境」にはどのようなトレンドがあるのでしょうか?

上形: 昨今、経営層が〈食〉を単なる福利厚生ではなく、組織課題を解決する「戦略的投資」として捉え直していることを感じます。分かりやすい数字でお伝えすると、当社が2025年に新規オープンを手掛けた拠点の、約7割が「カフェ業態」でした。また、ランチ提供をメインとする社員食堂でも、朝夕の時間にカフェを運営しております。これは非常に明確なトレンドです。
― なぜ、ここまでカフェの需要が高まっているのでしょうか?
上形: 一言で言えば、企業が「出社回帰に向けた出社価値の提示」としてカフェ空間を戦略的に求めているからです。コロナ禍を経て、多くの企業でリモートワークが定着しました。私自身も実感していますが、一人で集中して行う業務は、間違いなく自宅でのリモートワークの方が効率的です。しかし、会社という組織において、多様な人材の意見をすり合わせ、新しい価値やイノベーションを生み出すには、やはり「出社して顔を合わせ、対話する」プロセスが不可欠です。
だからこそ、経営層はこの「出社価値」を、カフェという形でオフィスに実装し始めているのです。
なぜ今、オフィスに「カフェ」なのか? リモート時代における「出社の価値」

― 「出社の価値」を高める投資として、なぜ「社食(ランチ)」だけでなく「カフェ」が有効に機能するのでしょうか?
上形: 最大の理由は、「空間が稼働する時間帯」と「コミュニケーションの質」の違いです。 社食(ランチ)は、どうしても12時〜13時という限られた時間帯に利用が集中し、「食事をとる」という明確な目的があります。一方でカフェは、朝の始業前、午後の息抜き、夕方の軽いミーティングなど、1日を通していつでも立ち寄れる「余白の空間(サードプレイス)」として機能します。

私はコンサルティングファーム時代から多くの企業の組織課題を見てきましたが、組織の停滞感や部署間の分断といった課題は、実は「ちょっとしたコミュニケーションの欠如」に起因することが多いです。
コーヒー片手に何気なく話すことで、会議室では生まれないようなアイデアが創出されます。心地よいカフェ空間がオフィス内に整備されているかどうかが、今後の企業の採用競争力や従業員エンゲージメントを左右する重要な指標になると確信しています。
― 確かに「出社価値」としてのカフェ空間は魅力的ですが、給湯室の充実や無人の高機能コーヒーマシンを設置するだけでは不十分なのでしょうか?
上形: 単純に「喉を潤す」という機能的価値だけを求めるなら無人のマシンで十分ですが、それだけでは社員同士がすれ違っても挨拶程度で終わってしまい、コミュニケーションは生まれません。だからこそ、当社のオフィスカフェには専任スタッフが常駐し、空間の「コミュニケーションマネージャー」としての役割を担っています。スタッフが明るく声をかけることで、その場に「リラックスして会話をしていい」という心理的安全性が生まれるのです。時にはスタッフがハブとなり、普段接点のない部署の社員同士をつなぐきっかけが生まれることも珍しくありません。無人の設備投資では生み出せない「血の通った空間」を作ることこそが、従業員が足を運びたくなる真の出社価値に繋がります。
【オフィスカフェがもたらす3つの戦略的メリット】
「人」が回在することによる偶発的なコミュニケーションの創出
カフェスタッフが「コミュニケーションマネージャー」として機能することで、空間に心理的安全性が生まれ、部署の垣根を越えた雑談やアイデアの種が自然に誘発される。
オンとオフのシームレスな切り替え
執務室から離れ、コーヒーの香りと温かい接客に触れることで脳がリフレッシュされ、その後の労働生産性が向上する。
居心地の良い「サードプレイス」としてのABW(Activity Based Working)の実現
単なる休憩所ではなく、集中したい時や、リラックスしてブレストしたい時に、自席以外の「活きたワークスペース」として機能する。
なぜボンディッシュは「コーヒー」にこだわるのか?
― ボンディッシュのオフィスカフェの特徴を教えてください。
上形: 私たちが提供するのは「ただコーヒーが飲める場所」ではありません。今の時代、コンビニや街角で一定水準のコーヒーが手軽に手に入ります。オフィス内にコストをかけてカフェを導入する以上、従業員にとって「オフィスで飲む価値」が必要不可欠となります。
― 単なる福利厚生ではなく、出社価値を高めるための「戦略的投資」としての品質ですね。
上形: その通りです。しかし、外部から高品質なスペシャルティコーヒーを仕入れれば、当然コストは跳ね上がり、継続的に提供することが困難になります。当社は、生豆の選定から焙煎、抽出に至るまでを自社で一貫して行う体制を構築しました。

先日、当社の焙煎士である香川が、合格率わずか2%と言われる国内最高峰の資格「J.C.Q.A.認定 コーヒー鑑定士」を取得しました。こうしたプロフェッショナルを社内に擁し、クオリティコントロールを徹底することで、「最高水準の品質」と「低価格」の両立が可能になります。手に取りやすい価格であることは、毎日の出社やカフェ利用を促し、コミュニケーションが生まれやすい環境にも繋がります。

厨房設備が不要で初期投資を大幅に抑えられる当社の「キッチンレス社食」と、この「本格自家焙煎オフィスカフェ」を組み合わせることで、企業様は初期費用を最小限に抑えながらも、従業員満足度に直結する最高峰の食環境を構築できます。
スイーツが最強のアイスブレイクツールに ―パティシエによる新作「カヌレ」

― 今後は専属パティシエによるオリジナルスイーツにも力を入れていく予定ですよね。
上形: 既に片手で楽しめるスイーツとして「スティックチーズケーキ」はご好評いただいていますが、3月からはフランスの伝統菓子「カヌレ」を発売予定です。レストランやパティスリーで実績を積んだ当社の専属パティシエが、オフィスのカフェタイムに最適な味わいを逆算して開発し、「Petit Bon Canelé(プティ ボン カヌレ)」と名づけました。
こうした魅力的なスイーツの存在は、執務室からカフェスペースへ足を運ぶ動機付けになるとともに、ランチタイム以外でのポジティブな雑談をさらに生み出すと考えています。この偶発的なコミュニケーションこそが、部署間の垣根を越えた連携や、新たなイノベーションの土壌となります。
本格的なスイーツも、自家焙煎コーヒーも、すべては組織課題を解決するための「フードコミュニケーション」を実現するツールの一つです。
今後のビジョン:食のインフラを変えるボンディッシュの挑戦
― 最後に、今後のボンディッシュの展望をお聞かせください。
上形: 私がこの事業に懸ける想いの原点には、「家族と食卓を囲む喜び」があります。人間にとっての幸せや、組織を強くする力の源泉は、「人と食事を共にする時間(共食)」にあると信じています。
ボンディッシュは、単に食事やコーヒーを提供するだけの会社ではありません。食を通じて人や組織を豊かにし、企業の経営課題を解決する「フードコミュニケーションカンパニー」です。
これからも、新しいアイデアや仲間と共に「オフィスでコミュニケーションが生まれるカフェ」をプロデュースし、弊社だからご提案できる新しいカフェを「食のインフラ」として創造していきます。「出社するのが楽しい」「仲間との会話が増え、仕事のパフォーマンスが上がった」そんな活気あふれるオフィス空間を、一つでも多く創り出していきたいと考えています。
オフィスカフェ・キッチンレス社食の導入をご検討の企業様へ
「社内のコミュニケーションを活性化させたい」「出社したいと思われるオフィス環境を整えたい」
ボンディッシュでは、企業の課題に合わせた最適な「食環境」をご提案いたします。

食の領域で新たな価値を創造するボンディッシュでは、共に挑戦する仲間(マネージャー候補・シェフ)を募集しています。













