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「打率より、常識を覆す一撃を」社長が寺井幸也に託した“ホームラン”への期待と信頼

  • 4 日前
  • 読了時間: 7分
「INTERVIEW 打率より常識を覆す一撃を」というブログタイトルと寺井幸也

こんにちは。ディレクターのともちゃんです。

ボンディッシュで活躍するプロフェッショナルの裏側に迫るインタビュー第二弾。 第一弾ではCSSOとしての「食の未来」を語っていただきましたが、今回は視点を変えて、「一人のビジネスマンとしての寺井幸也」の思考を深掘りします。


料理家として独立した地位を築いてきた彼が、なぜ今「ボンディッシュ」という組織に属し、サラリーマンとして向き合っているのか。個のスター性と組織の仕組みがどう共鳴しているのか、その舞台裏を明かします。

「INTERVIEW 年間323万食をストーリーでより良いものに」というブログタイトルのテキストと、寺井幸也

第一弾「CSSO寺井幸也とともにボンディッシュはどう変わっていくのか ― 食数が増えるほど質を上げていくサステナブルへ ―」を読む



Profile | 寺井 幸也(てらい ゆきや)さん 2015年より、彩り豊かな家庭料理をメインにしたケータリング事業「幸也飯」をスタート。2017年にはレシピ本「幸也飯」を出版。大手企業やイベントケータリングを数多く手がけるほかファッション誌やWEB媒体におけるフードスタイリングやレシピ提供、飲食店プロデュース、企業との商品開発、イベント出演など『食』を起点に幅広く活動中。2024年からボンディッシュ株式会社のCSSO(Chief Sustainable Story Officer)に就任し、食のサスティナブル活動の旗振り役を担う。


「まずは一度飲み込む」――組織人として信頼関係を築く戦略

― ボンディッシュに関わるようになってから、ご自身の中で変化を感じた部分はありますか?

寺井幸也がインタビュアーの方を見て話をしている

寺井:一番の変化は、「一度飲み込んで考える」ようになったことですね。一人の料理人として活動している時とは違い、組織に所属すると自分以外に、多様な立場や役割、考え方があります。いきなり自分の色を強く出すのではなく、まずは相手を知ることを徹底しました。


― まずは「理解」から入る。組織人として堅実なステップですね。

寺井:そうですね。全く知らない大勢の中へ入る時こそ、相手を知り「相手へのリスペクト」をもつことが大切だと思います。どんな事業があるのか、どのような仕組みづくりがなされているか、現在に至る歴史を理解することで初めて、斬新な意見や、自由で柔軟な発想が意味をなすと感じます。自分に求められている役割や価値を最大限に発揮するためには、必要不可欠なプロセスだと思います。



「一般論に寄らない」“幸也節”がもたらす独創的な提案力

― 逆に、幸也さんが一貫して大切にしている価値観はありますか?

寺井:料理家としてずっと大切にしてきたのは、「一般論に寄らない」ことですね。クライアントさんが ”寺井幸也” に仕事を依頼する理由は「他にはない視点や思考」を求めているからだと思っています。一般論で答えたら、他の人でも答えられるし、僕である必要がなくなる。突拍子がなくてもいいから、ちゃんと自分の思考で考えたことを伝えるようにしています。ボンディッシュの一員になっても、変わらず大切にしているし、改めてそこに価値があると感じています。


― 確かに幸也さんの発想は斬新なものが多い印象があります。

寺井:社内での関係性が構築されていく中で「幸也がそう言うならやってみよう」と言ってもらえることも増えてきました。組織に入ってから、一度飲み込んで考えるようになった一方で、あえて悪い言い方をすると、自分のアイデアを一回 “止めるクセ” も付いてしまったと思っています。自分の考えや視点をもっとボンディッシュの中に出していきたいなと思っています。


―――幸也さんの「一般論に寄らない」視点は、既に様々なプロダクトに反映され、ボンディッシュに新たな価値を生みだしています。

寺井幸也が監修してた規格外野菜のビーツとコーヒーかすを利用したサスティナブルスイーツ「チチチチーズケーキ」

常識を覆す素材の掛け合わせ

規格外のため廃棄予定の「ビーツ」と「コーヒーかす」を組み合わせた『ビーツとコーヒーのチーズケーキ』を、サスティナブルスイーツとして提案。ビーツとコーヒーという異素材を組み合わせる斬新な発想や、ビジュアル撮影でビーツの絞り汁を絵の具のように用いるアートな演出で、廃棄されるはずの素材に新たな価値を与えました。

体験をデザインするケータリング

2025年10月にスタートした「WabiSabiTOKYO」は、ケータリングでは珍しい“和食”を中心としたメニューに、日本の伝統的な芸能や文化のパフォーマンスを掛け合わせ、新たな“食のエンターテイメント”の可能性を切り拓きました。

アジリティ(機敏さ)の高さ

「余って困っている食材があれば買い取りたい」とSNSで農家に直接呼びかけ、届いた旬の素材でレシピを即興。特定の仕入れルートに縛られない「困っている人を助ける」という動的なサステナブルを実践しています。



上形社長が託した「でっかいホームランを打てばいい」という信頼

― 2026年は、どんな一年にしていきたいですか?

寺井:新年の抱負として上形さん(社長)に「今年はもっと、自分らしくやっていきます!」と宣言しました。上形さんが「幸也は幸也らしくね。デカいホームランを一本打ってくれればいいよ」と笑ってくれたので、やっぱり今後も「幸也節」はなくしちゃいけないなと思っています。


手振りをしながら話をする寺井幸也

― 「デカいホームランを打てばいい」という言葉の真意をどのように受け止めていますか。

寺井:打率(平均点)を狙うのではなく、食の常識を覆して世間を驚かせるような圧倒的なアウトプットを出してほしいという意味で受け止めています。目標の一つに「海外からのケータリング案件受注」があるのですが、普通にやっているだけでは声はかかりません。まずは「YUKIYAMESHI」「WabiSabiTOKYO」などのブランドや、寺井幸也としての活動の “ニュースを絶やさない” 状況を作る必要がありますし、ボンディッシュの中でも、アイデア出しを強めていくことで、新たな価値やプロダクトを生み出していきたいです。「幸也がいることで、事業の幅が広がった」「世の中へのアクションが増えた」と言われるように、挑戦を続けていきます。


青をテーマにし、青い花で彩った「YUKIYAMESHI」のケータリング


ボンディッシュは伸びていく自分を楽しめる「学校みたいな会社」

― 幸也さんから見て、ボンディッシュはどんな会社だと思いますか?

寺井:一言で言うと「学校みたいな会社」だと思います。


― 「学校」というと、ビジネスの現場では甘く聞こえるかもしれませんが、幸也さんの意図は違いますよね?

寺井:最初から「完成形」を求めているというより、挑戦しながら育っていく姿や、良い意味で変化していくことを歓迎する雰囲気があると思っています。その成長過程や本質的な変化を評価する仕組みも整っているので、伸びていく自分自身を楽しめる人には最高の環境だと思います。このスタンスは、ボンディッシュの事業やサービスに関しても同様で、常に成長・変化させていきながら、時代や環境に合わせられる柔軟な会社だと感じています。


12名のボンディッシュで働くメンバー


大変だけど「楽しい」「会社が好き」と思える環境を

― 共に働くメンバーやこれから入社を考えている方への想いを教えてください。

幸也:働いているメンバーが、前向きにチャレンジできる状態でいられること。それが一番大事だと思っています。ボンディッシュはスピード感も早いし、入社間もなく大きな責任を負う場面もある。だからこそ「大変だけど、超楽しいよね」「難しいけど、挑戦したい」って思える環境を常に整えていきたいです。みんなの横に立ってアドバイスしたり、応援したりしながら、挑戦を支える伴走者でもありたいですね。


― とても心強いお言葉をありがとうございます!

寺井:様々な事業部と関わりながら、全く違う視点が混ざることで、新しいアイデアやアクションが生まれる。そういうポジティブな化学反応を、もっと増やしていく2026年にします!



編集後記:人の「らしさ」が、組織の力になるとき

寺井幸也の働き方は「人の“らしさ”を尊重し、それを力に変えていこうとする」ボンディッシュという組織の在り方そのものを映しているように感じました。寺井幸也という一人の「尖り」が、柔軟性の高いボンディッシュと混ざり合うことで、もっと自由で斬新な化学反応が起こるのではないでしょうか。

 「自分らしさ」を尊重し、それを組織の力に変えていく。その先進的な実験は、すでに始まっています。


料理をしながら話をする寺井幸也

【寺井幸也が手掛けるケータリングブランド「YUKIYAMESHI」】

【日本の伝統文化融合させた和のケータリングブランド「WabiSabiTOKYO」】


ボンディッシュの社員食堂に関するお問い合わせはこちら ▶ https://www.bondish.co.jp/office-lunch

ボンディッシュで一緒に働きたい方はこちら ▶ https://www.nonpi.com/recruit



2026年1月1日をもちまして「株式会社ノンピ」は、「ボンディッシュ株式会社」に社名変更いたしました。

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