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2026年1月1日をもちまして「株式会社ノンピ」は、「ボンディッシュ株式会社」に社名変更いたしました。

寄居町循環米プロジェクト「収穫祭」を開催しました!

2 日前
読了時間: 6分
稲刈り後の田んぼで、男女10人ほどが鎌や手袋を持って集合写真を撮る。青空の下、刈り取った稲束と笑顔が並ぶ

こんにちは!サステナビリティ推進(循環米担当)の篠崎です。

埼玉県寄居町で取り組んでいる「寄居町循環米プロジェクト」。今年も秋の実りを迎え、ボンディッシュのメンバーで収穫祭を開催しました!

当日は、堆肥化工場の見学から稲刈り体験、地元食材を楽しむBBQ、お米の食べ比べまで、寄居町の食と資源循環を体感する一日となりました。


寄居町循環米プロジェクトとは?

寄居町循環米プロジェクトは、2023年からスタートした「食品資源の循環」を目指す取り組みです。ボンディッシュの社員食堂などから排出されるコーヒーかすや食品残渣を、埼玉県寄居町にある堆肥化工場「アイルクリーンテック」に持ち込み、堆肥化。その堆肥を、寄居町内の田んぼに散布しお米を栽培。収穫されたお米は、再びボンディッシュの社員食堂で提供されています。


ゼロ・ウェイストモデルの循環図。食品残渣が堆肥化され、農作物を育て、東京の社員食堂と寄居町の農場をつなぐ説明図

「食べる → 資源を回収する → 堆肥にする → お米を育てる → また食べる」


そんな食の循環を、地域の事業者の皆様と一緒につくっています。この取り組みには食品残渣やコーヒーかすを焼却処理する代わりに、有機資源として有効活用することでごみの削減や環境負荷の低減につなげるという価値があります。さらに、地域の農業を支え、資源や経済が地域の中で循環する仕組みを育てていくことも、大切な目的のひとつです。プロジェクト開始以降、お米の生産規模も拡大し、寄居町内外の事業者とのネットワークも少しずつ広がっています。


今年からは、新潟県魚沼地域に本社を構える老舗米卸、株式会社諸長の桜沢工場との連携もスタート。収穫されたお米を諸長様から各店舗へ出荷する体制も整いつつあります。

現在栽培しているお米の品種は「キヌヒカリ」。今後は新しい品種も取り入れながら、取り組みをさらに発展させていく予定です。


まずはアイルクリーンテックの堆肥化工場へ!

倉庫内で、照明の下に黒褐色の大量の堆肥「めばえ」の山が積まれている。

収穫祭の最初のプログラムは、アイルクリーンテックの堆肥化工場見学です。初めて工場を訪れるメンバーも多く、目の前に広がる大きな施設や、山のように積み上げられた堆肥に驚きの声が上がりました。ここで製造されているのが、堆肥「めばえ」です。

ボンディッシュから運ばれてきた食品残渣やコーヒーかすも、この「めばえ」の副資材として活用されています。


堆肥は化学肥料のようにすぐに野菜の生育を促すような即効性のあるものではありません。長い時間をかけて繰り返し土にすき込んでいくことで、土壌の状態を整え、地力を高める役割を果たします。いわば、おいしい農作物を育て続けるための健康でたくましい土づくりを支える存在です。「めばえ」は、寄居町を中心に多くの農家や地域の皆様に利用されています。普段、自分たちの職場から出ている食品残渣がどのように生まれ変わるのか。初めて目にする工場のスケールの大きさに圧倒されながらも、メンバーは担当者の説明に熱心に耳を傾けていました。


いよいよ田んぼへ!お米の収穫に挑戦

稲穂がたれ下がる田んぼの接写。黄緑の葉と黄金色の実が風に揺れ、背景はぼけた穏やかな農村風景。

田んぼで白い作業服と赤い手袋の男性が稲束を確認し、周囲で他の作業者が説明を聞く風景

工場見学を終え、収穫祭の会場となる高蔵寺に到着。さっそく田んぼへ向かい、稲刈り体験のスタートです!稲刈りを教えてくださるのは、寄居町の男衾(おぶすま)地区で代々農業を営まれている梅澤ファームの梅澤文範さん。まずは梅澤さんから、鎌の使い方や稲の刈り取り方、束ね方についてレクチャーを受けます。メンバーも真剣な表情で説明を聞いていました。


今年の循環米の生産量は、なんと16トン!今回はそのうちのほんの一区画ではありますが、昔ながらの手作業で稲を刈り取り、束にしていきました。実際にやってみると、これがなかなか難しい!

私が担当したのは、刈り取った稲を束ねるための紐を切る作業。一見簡単そうなのですが、紐の長さをそろえるのが地味に難しく、思いのほか苦労しました(笑)。みんなで協力しながら刈り取った稲は、最後に「はざかけ(※1)」にして、無事に収穫作業が完了しました。

※1)刈り取った稲を束ね、木や竹で組んだ竿に掛けて、天日と自然風で乾燥させる昔ながらの方法です。通常、1〜3週間ほどかけてゆっくり乾燥させ、籾の水分を適切な状態まで下げていきます。


梅澤さんによると、今年は雨が多く、暑い日も少なかったことから、良質なお米に育ったとのこと。自分たちが収穫に関わったお米が、社員食堂に登場する日が今から待ち遠しいですね!

  • 刈った稲穂を束ねたり、はざかけをしたりしている様子
  • 稲穂が干されている

収穫の後は、寄居町のブランド豚「武州豚」でBBQ!

稲刈りでひと汗かいた後は、BBQを実施しました!テーブルには、寄居町で採れた新鮮な野菜や栗、そして地元のブランド豚「武州豚」が並びました。武州豚は、寄居町で長年大切に育てられてきたブランド豚です。赤身の旨味が強く、ほどよい弾力のある肉質が特徴で、噛むほどに豚肉本来のおいしさが広がります。今回は武州豚を使ったソーセージも登場。こちらも絶品でした!


  • 新鮮な野菜が網の上で焼かれているBBQの様子
  • 栗
  • 武州豚のウインナー
  • 武州豚の鉄板焼き

武州豚は飼料の配合にもこだわっており、近隣地域で生産された飼料米もブレンドされています。また、徹底した飼育管理のもと、豚にできるだけストレスをかけない環境づくりにも取り組まれています。

会の後半には、武州豚の生産者の坂本さんとの交流もあり、生産へのこだわりや地域の食についてお話を伺うことができました。お米だけでなく、豚肉や野菜など、寄居町には魅力的な食材がたくさんあります。今後は、武州豚とも何か新しいコラボレーションができたら面白そうですね!


お米の食べ比べ!品種によって味はどう違う?

今回の収穫祭では、お米の食べ比べにも挑戦しました!用意したのは「コシヒカリ」「にこまる」「にじきら」「えみほころ」の4種類。炊飯器で炊き上げたご飯をそれぞれ食べ比べながら、味や香り、食感の違いを確かめました。


  • コシヒカリ、にじきら、キヌヒカリ、えみほころと書かれた紙を持っている男性。お米の食べ比べをしようとしている。
  • 炊飯器からお米をよそう様子

普段何気なく食べているお米ですが、こうして比べてみると、品種によって個性があることに気づかされます。一口ずつじっくり味わいながら、「こっちの方が好き!」「食感が違うね」といった会話も弾みました。参加したメンバーは見た目や香りも確かめながら、思い思いに食べ比べを楽しんでいました。


お米は毎日の食卓に欠かせない存在ですが、その品種や育て方、生産者のこだわりについて知る機会は、意外と少ないものです。今回の食べ比べは、そんな身近なお米の魅力を改めて感じるきっかけになりました。


食の循環は終わらない


堆肥化工場の見学から稲刈り体験、地元食材を囲んだBBQ、お米の食べ比べまで、盛りだくさんの一日となった今回の収穫祭。普段は社員食堂で何気なく食べているお米も、その背景には、資源を回収する人、堆肥をつくる人、お米を育てる人、そして食卓へ届ける人など、たくさんの方々の仕事と想いがあります。

寄居町循環米プロジェクトは、そんなつながりを大切にしながら、これからも取り組みを続けていきます。今回ご協力いただいたアイルクリーンテック様、梅澤ファーム様、諸長様、武州豚の生産者の皆様、そしてご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!


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